◆ 設立の経緯

名水百選の江川の水源を守り、江川に町民が目を向け昔ながらの清流を取り戻すために、環境美化、エコロジーな環境作り、環境保護運動などを目的として、全町民に呼びかけて 2000年7月に設立準備会を開き、同年8月に会員約50名で「江川エコフレンド実行委員会」が設立された。2006年1月6日に「特定非営利活動法人(NPO法人)江川エコフレンド」に移行した。

また、2004年からは吉野川市立鴨島第一中学校の生徒が自主的に参加している。

◆ 活動の趣旨

名水百選の江川の水源を守り、江川流域の清掃活動をするとともに、昔の清流を取り戻すために、住民・行政・企業が三位一体となって、さまざまな取り組みを行う。

◆ 活動内容

○ 定例清掃作業
毎月1日午前6:30~7:30、江川湧水源と江川湧水源から約500~600m下流の地域の吉野川堤防周辺の清掃作業及び除草作業、花壇の整備を実施している。(定例清掃以外にもイベントに会わせて実施) 

アドプトプログラム吉野川及び徳島県OURリバーアドプト参加しています。

毎月1日午前7:00~8:00、鴨島第一中学校西の多津美橋から江川・鴨島公園の間の江川沿岸とその周辺の清掃作業及び除草作業、花壇の整備を実施。(主に、鴨島第一中学校の生徒が中心として活動)

○ 環境保護活動
下水口に炭のネットを置き、下水の浄化を行う。

○ 環境教育
小学校の総合的学習などで、江川のようすや活動について説明。

○ 役員会議
毎月、月末に役員会議を開催、活動の報告や問題点などについて論議。

○ 住民の啓発

「クリーン・ウォーク・イン・ザ・江川」で、渇水期の江川の川底を歩いて清掃活動を実施。

毎年6月末に開催される「五九郎まつり」で「ごみ分別ステーション」を実施
写真コンテスト、活動のパネル展示、広報誌を使った呼びかけなど。

◆ 江川エコフレンドの組織図

上記の役員図は「江川エコフレンド実行委員会」発足時の組織図。

NPO法人となってからは、岸田益雄→日野俊作→岡田年弘→瀬尾規子が理事長を歴任。

連絡 [ 教育委員会 学習課 ]・・現在は江川エコフレンド事務局に移行
会計 [ 産経課 商工観光課 ]・・現在は江川エコフレンド事務局に移行

◆ 会 員

10歳代~80歳代と幅広く、現在の会員数は約60名
随時、新規会員も募集しています。

◆ 会費

現在、個人会員年間1,000円、法人会員年間2,000円。

■ 江川について

江川は吉野川遊園地(現在は吉野川医療センター)の西側に端を発し、鴨島町から石井町を経て吉野川に注ぐ約9kmの川。
昔は、吉野川の本流の一部であったが、堤防により本流から分離された。
水温異常現象があり、昭和29年に県の天然記念物に指定された。水温に半年のずれがあり、夏は10℃、冬は20℃を超える。夏は、足を長く付けておくことが出来ないほど冷たい。冬は、川面にもやが立ち込め、幻想的である。また、昭和60年に剣山の水と共に全国名水百選に選ばれた。